GW明け、仕事のやる気が出ない。5月病かもと思ったときの話


GW明けって、なんかずっとしんどい。

休みが長かったからこそ、仕事モードに戻れない。やることはわかってるのに、手が動かない。「これって5月病ってやつ?」って思いながらも、サボってる罪悪感もあって、余計しんどくなる。

GW明けのしんどさって、「休みが長かったから」だけじゃない気がしてる。年度が変わってからまだ数週間、新しい環境や目標にじわじわ慣れてきたところで、また休みが来る。休み明けに「さあ、また」となったとき、エンジンのかかり方が遅くなるのは当然な気がしてる。

やる気が出ないのは、意志が弱いからじゃない

「やる気を出さなきゃ」って思えば思うほど、出ないことがある。これ、性格の問題じゃなくて、たぶん構造の問題だと思う。

GW中は仕事と完全に切り離された時間が続く。脳が「休んでいい」モードに入ったあと、急に「仕事モードに戻れ」と言われても、切り替えに時間がかかる。これ、意志の弱さとは関係ない。

私がスタートアップに転職した直後、入社から最初の3ヶ月がいちばんしんどかった。大手時代に周りに助けてもらっていたものが全部なくなった感覚で、毎朝「今日もか」ってなってた。あのころ感じてたのと、GW明けのしんどさって、構造が似てる気がする。体と頭が「まだそっちのモードじゃない」って言ってる感じ。

特にしんどかったのは、周りが普通に動いているように見えること。「なんで私だけ戻れてないんだろう」という焦りが出てくる。でも後から話を聞くと、みんなGW明けの最初の2〜3日はぼんやりしてた、というケースが多かった。見えてる部分と実態は違う。

GW中って、朝起きる時間も、ご飯の時間も、全部が仕事のリズムとずれてくる。それを5日間続けた後に「元に戻れ」って言われても、体は「え、もう少しこっちでいい?」ってなってる。だから意志の力でなんとかしようとするのは、そもそも間違ってた。戻るのに数日かかっても、それは普通のことだった。

私がやってた、小さな動き出し方

やる気が出ない日に「よし、頑張ろう」って気合い入れても、だいたい続かなかった。

それより効いたのは、「今日は一個だけやる」と決めること。一個終わったらそれでいい。もう一個できたらラッキー、くらいの気持ちで動き始めると、気づいたら普通のペースに戻ってたりする 🌿

あと、GW明けの最初の週は「完璧にやろうとしない」って最初から決めておくと楽だった。全力で戻ろうとすると、それ自体がプレッシャーになる。

GW最終日の夜に「月曜最初の15分で何をするか」だけ決めておくのも地味に効いた。メールの返信から始めるとか、今週のスケジュールを確認するとか、それだけ。何から始めるかを迷う時間が一番エネルギーを使うから、そこだけ前もって決めておくと月曜の朝が少し楽になった。

しんどさの正体を一回確認してみる

やる気が出ない状態が続くとき、「仕事全体が嫌なのか、今この瞬間がしんどいだけか」を少し分けて考えてみると整理できることがある。

GW明けのやる気のなさって、多くの場合は「今この瞬間」の話だと思う。でも、ゴールデンウィーク明けに毎年同じ気持ちになるとか、休み前からすでに憂鬱だったとか、そういうなら仕事そのものとの相性を見直した方がいいかもしれない。

「楽しい瞬間がしんどい瞬間を少し上回っている。それで十分」——これ、私が今の仕事を続けてる理由だったりする。でも、楽しい瞬間が全然ないなら、それは別の話 ✌️

GW明けのしんどさと「仕事そのものへの違和感」を混同しやすい時期でもある。「休み明けだからしんどい」のか、「この仕事を続けることへの疑問がある」のか。前者は時間が解決するけど、後者は時間が経つほど放置しにくくなる。GW明けに毎年転職を考えて、でも夏には気にならなくなる、という繰り返しなら前者。転職への気持ちが引かなくなってきたなら、少し真剣に向き合ってもいい時期かもしれない。

やる気を待たないで動く

「やる気が出てから動く」より「動いたらやる気が出てきた」の方が、たぶん多い。

最初の一歩だけ、小さくていい。メール一通送るとか、今日の仕事リストを書くだけとか。そこから少しずつエンジンかかってくる感覚、あると思う。

GW明けのしんどさは、たいていの人が通る。一人で抱えなくていい 🫶

GW明けが毎年つらいなら、入り方を変える

正直に言うと、GW明けのしんどさって「休みが長い」以外にも原因があることがある。GW中ずっと仕事のことが頭にあったとか、完全に切り離せてなかったとか。「長い休みのあとなのになぜか疲れてる」は、休んでいるつもりで頭が動き続けていたサインのことがある。

スタートアップ1年目のGW、外出もしたし友達にも会ったのに、頭のどこかに「GW明けどうしよう」が常にあって、切れてなかった気がしてる。今は連休前に「このGWは仕事のことを考えない日を最低何日つくる」とざっくり決めるようにしてる。完全には無理でも、意識があるだけで違う。

GW明けのために、GWの過ごし方から変えてみる。それが今の私なりの答えだったりする 🌿

それでも「ずっとしんどい」が続くなら

GW明けのしんどさって、だいたい1〜2週間で落ち着くことが多い。

でも、2週間経ってもやる気が戻らないとか、月曜の朝が毎週怖いとか、仕事に行く理由がわからなくなってきたとか——そういう状態が続くなら、それはGW明けの問題じゃないかもしれない。

私もスタートアップ2年目に、GW関係なく似た状態が続いた時期があった。大口の失注が続いて、後輩も入ってきて、何のために働いてるのかがわからなくなっていた。「疲れてるだけ」って自分に言い聞かせてたけど、2〜3週間経っても変わらなかった。

そういうときに少しだけ効いたのは、「仕事の何が楽しいか、一個だけ書き出す」こと。楽しいことが一個も出てこないなら、それはGW明けの疲れじゃない可能性がある。一個でも出てくるなら、まだ回復できる状態だと思う。

帰宅後に何もできない日が続くとか、休日も頭から仕事が離れないとか、そういうしんどさが重なってきたら、一人で抱えないでほしい。働き方を変えるか、環境を変えるか、話せる人を探してみるか——何かを変えていい時期かもしれない 🌱


GW明けのしんどさって、毎年「また来たか」という感じで迎えるようになってきた。最初の年は「これが5月病か」とちゃんとショックを受けてたけど、今は「ああ今年もこの感じ」くらいになってきた気がする。怖くなくなった、というわけじゃないけど、見知った顔に会う感じになってきた。

数年経ってから気づいたことがあって。GW明けのしんどさが続く「長さ」が、毎年少しずつ短くなってきてる。最初の年は2週間近くぼんやりしてた気がするけど、最近は1週間かからずに戻ってくる。意志が強くなったわけでも、仕事が楽になったわけでもなくて、たぶん休み中の頭の切り替え方が少し変わってきたからだと思う。

「GW明けがしんどい自分がいる」という事実を、今はもう少し素直に受け取れるようになってきた。抵抗するより、流れに乗って戻っていく方が早い。それを体感でわかってきた、というのがここ数年での一番の変化かもしれない。

GW明けを何年か経験して、「今年はどのくらいでエンジンがかかるかな」と少し観察する気持ちで迎えられるようになってきた。「早く戻らなきゃ」より「いつごろ戻れるかな」の方が、気分が少し楽な気がする。毎年少しずつ、付き合い方が変わっていく。それで十分だと思ってる 🌿

Yuki

このサイトの編集リーダー。アナウンサーを目指した過去を持つ29歳。大手メーカーからスタートアップへ転職した現役営業職。休日はカフェで充電しながらキャリアについて発信中。

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