仕事に自信が持てない。それでも続けてきた話
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仕事に自信が持てない時期が、長かった。
「向いてないのかな」「私じゃない方がよかったのかな」——そういう言葉が、何かあるたびに頭の中に出てきた。ミスをしたとき、うまく話せなかったとき、お客さんの反応が悪かったとき。その都度、自信がどこかに消えていく感覚があった。
不安は仕事を始めてすぐからあって、何年たってもなくならないんじゃないかと思っていた。
アナウンサーで全滅した後、自信をなくした
就活でアナウンサーを本気で目指して、全部落ちた。
全滅したとき、単純に悔しかった。でもそれより、「評価される場所で戦うのが怖い」という感覚が残った。人前に出ることが好きで、話すことが得意だと思っていたのに、全部否定された感覚があって。そこから自分に対する評価が、ちょっと下がったままだった。
営業を選んだのは「自分の足で稼ぎたい」という気持ちからだったけど、入社してすぐ、自信のなさが形を変えてまた出てきた。電話でうまく話せない、商談でテンパる、先輩のように立ち振る舞えない——できないことが目について、自信がさらに遠くなっていった 😶
「自信がないのに続けてきた」ことに気づいた
あるとき、「自信があるから動けていたわけじゃなかった」と気づいた。
自信がない状態で、ずっと動いてきた。自信が出てきてから営業に向き合ったわけじゃなかった。入社3ヶ月目に大口商談でメモを取り忘れて怒られて泣いて、それでも次の日に出社して。自信があったからじゃなくて、やめる理由を探してもそれより続ける理由の方が少しだけ多かったから続けてきた、という感じだった。
そのころ読んだ『反応しない練習』(草薙龍瞬)に、「自分はダメだ、向いていない——そういう言葉は、事実じゃなくて自分への判断だ」という話が出てくる。自信がないのは現実を正確に見ているわけじゃなくて、過去の経験に対して心が反応しているだけかもしれない。そう気づいたとき、少しだけ肩が軽くなった 📖
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自信って、先にくるものじゃないのかもしれない。やってみて、少し慣れて、一個できたことができて、少しずつ積み上がっていくものな気がしてる。「自信がないから動けない」より「動いたから少し自信がついてきた」の順番の方が、私には合ってた。
「自信がある人」に見えている人も、そうじゃなかった
スタートアップに転職して、代表や先輩たちと近い距離で働くようになってわかったことがある。
「自信がありそう」に見えていた人たちも、全員どこかで迷ってた。代表だって悩んでいる場面を何度も見たし、一番できると思っていた先輩が「私も最初ぜんぜん自信なかったよ」と言っていた。自信があるように見えていたのは、迷いながら動き続けてきた時間の積み上がりだった気がする 🌿
自信がなくても、続けてきたことが今の私
今でも、商談前に緊張するし、うまくいかない日は落ち込む。落ち着いてきたかと思うと、大きな商談の前後にまたしんどくなる。波がある。
それでも「自信がないこと」より「それでも続けてきたこと」の方に、少しずつ目がいくようになってきた。半年前の自分にできなかったことが一個でもできるようになっていたら、それでいい 🌱
仕事に自信が持てないのは、弱さじゃなくて、ちゃんと高い基準を持っているからだと今は思ってる。
最後に正直に言うと、今でも自信がない瞬間はある。
「私でよかったのかな」と思う商談もあるし、「もっとうまい人がいたんじゃないか」と感じる提案もある。でも以前と違うのは、そう感じても「だから動けない」にならなくなったこと。
自信がないまま動いてきた時間が、少しずつ「動けた記録」になっていく。その積み上がりが、やがて「自信」と呼べるものになるんじゃないかと、今は思ってる。少なくとも私はそう感じてきた。
正直まだ、自信が満タンになった感覚はない。たぶんずっとそういう感じなんだと思う。ただ、自信がないことより「自信がないのに続けてきた時間」の方に、最近は少しずつ目がいくようになってきた 🌿