女性リーダーになって、向いてないかもと思った話
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チームリーダーになることが決まったとき、不安より先に「えっ」が来た。
入社して1年半。自分の数字もまだ安定していないのに、3人のメンバーを持つことになった。しかも社内で初めての女性チームリーダーだと後から聞いて、余計に重くなった。
「向いてないかもしれない」という気持ちは、就任してからずっとあった。
「リーダーらしくしなきゃ」が邪魔をした
最初にやらかしたのは、リーダーらしく振る舞おうとしすぎたことだった。
強くいなきゃ、ちゃんとしていなきゃ、弱みを見せたらメンバーに頼ってもらえなくなる——そんなことを考えて、変に力んでいた気がする。メンバーと普通に話していても「ここで弱音を言っていいのか」と頭の片隅で考えてしまって、ぎこちなかった。
あるメンバーに「最近、なんか話しかけにくい」と言われたのが、ちょっとショックだった 😶
頼れる先輩でいようとして、逆に遠くなってた。
「一人目」であることのプレッシャー
社内初の女性チームリーダーということが、じわじわ重荷になっていた。
うまくいかなかったとき「女性リーダーってやっぱり」と思われそうで、ミスを過剰に怖がっていた。代表に「こうしたい」と直接言えるのがスタートアップのいいところなのに、最初の半年は意見を出すのをずっと遠慮していた。
うまく言えないけど、「一人目」であることの重さって、良くも悪くも特別なんだよね。後に続く人を作りたいという気持ちもあるし、失敗したら終わりという感覚もあって。その両方が同時にあるのが、しんどかった。
ある日、代表に「Yukiが遠慮してるの、なんか違う気がして」と言われた。それを聞いてちょっと笑ってしまった。遠慮してたのが、ちゃんと伝わってた 😅
「向いてない」じゃなくて、まだ慣れていないだけだった
チームリーダーになって1年が経ったころ、「向いてないかも」という感覚がいつの間にか薄くなっていた。
変わったのは、メンバーに「これ、正直わからないから一緒に考えたい」と言えるようになったことだった。完璧にリードしようとするのをやめたら、逆に「話しかけやすくなった」と言ってもらえた。力んでいたあの半年は何だったんだろう、と思う 🌿
向いてるかどうかより、「自分なりのリーダーのやり方」が少しずつ見えてきた感じがある。失敗の回数が増えるほど、慌てなくなる瞬間も増えてきた。
最初から向いてる人なんていない
リーダーになって不安なのは、その役割と正面から向き合おうとしているからだと思ってる。
なんとなくこなせる人の方が、後からしんどくなることが多い——そういうことを、後輩を持ったときも感じたし、リーダーになったときも感じた。最初のぎこちなさは、そのまま続かない。
スタートアップに移って2年目のころ、読み返した『幸せになる勇気』(岸見一郎・古賀史健)に、「認められることを目的にするとき、人は他者の基準の中で生きることになる」という話が出てくる。リーダーとして認められようとして力んでいたあの半年は、まさにそういう状態だったと思う。誰かに「よくやってる」と言われなくても、メンバーのために動けたかどうかを自分で確認できるようになってから、少し楽になった 📖
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女性リーダーに向いているかどうかは、続けながらじゃないとわからない。少なくとも私はそうだった。向いてると感じるのは、続けていった先にあるものな気がしてる 🌱
一個だけ付け加えると、「女性リーダーとしてうまくやらなきゃ」と「自分のやり方でリーダーをやる」は、かなり違う。前者は「女性リーダー」という像に合わせようとする動き方で、後者は自分を起点にする動き方。
最初の半年は前者だったと思う。力んでて、ぎこちなくて、遠かった。後者になれてきたのは、メンバーに「一緒に考えたい」と言えるようになってからだった。
なんか、リーダーになったとき「強くなった自分」が必要なわけじゃなかったんだよね。そのままの自分が、少し役割を引き受けるだけでよかった。気づくのに半年かかったけど、気づけてよかったとは思ってる。向いてないかもと思いながらも続けてきた、その時間は無駄じゃなかった。女性リーダーが不安な人に、少しでも届いたらいい 🫶