「話すのが得意」を仕事に活かすってどういうこと。営業3年目が正直に書く


「話すのが得意」って、自分では強みだと思ってるのに、なんか仕事への活かし方が分からない——そういう感覚、ありませんか。

私もずっとそうだった。人と話すのは好きだし、話しながら考えるのも得意な方だと思ってた。でも新卒で大手メーカーの営業に入った最初の頃、「得意なのになんか違う」ってモヤモヤしてたんですよね。うまく言えないけど。

話すのが「得意」と「好き」は、ちょっと違う話

入社してしばらくは、「話すのが得意なら営業向いてるよ」って言葉を信じてたんだけど、実際に働いてみると、なんかそれだけじゃないな、って気づいて。

商談でトークが上手くても、それだけじゃ数字にならなかったりする。逆に、あまり喋らない先輩が、お客さんにすごく信頼されてたりする。「話す」ってそんなに単純な話じゃないんだな、と思った最初の壁がそこだった。

話すのが得意、って一言でいっても、中身はけっこう違う気がしてて。その場を盛り上げるのが得意な人、相手の話を引き出すのが得意な人、論理的に整理して伝えるのが得意な人、感情に乗せて話すのが得意な人。みんなぜんぜん違う。

私は多分、「引き出す」と「感情に乗せる」が少し強い。大手時代は気づかなかったけど、スタートアップに移ってから、そっちの方が「使える」場面が増えた気がしてる。

スタートアップで「話す仕事」が変わった

大手時代は、商談がわりとフォーマットで動いてた。説明して、資料を置いて、お伺いを立てる、みたいな流れ。でもスタートアップに来てから、商談がもっと「会話」になったんですよね。

お客さんの課題をその場で一緒に考えるようなやり取りが増えて、そこで「あ、私これ好きだ」ってなった。

準備した台本をなぞるんじゃなくて、相手が何を言いたいのかを聞きながら返していく感じ。それが向いてたんだと思う。

最近、MBTIをやってみたら「ENFP」だったんだけど、確かにそれっぽいなって 😂 アイデアが浮かびやすくて、人のエネルギーに反応しやすい。準備よりも即興の方が乗れる。そういうタイプって、決まった型で動く仕事より、会話が動く仕事の方が強みが出やすいのかもしれない。

「話すのが得意」を活かすために変えたこと

正直に言うと、最初は「話せる」ことに甘えてた部分があった。

聞くより話してしまう。自分が言いたいことを先に言いすぎる。商談で後から振り返ると、「私ばっかり話してたな」って気づいて反省することがよくあった。

転機になったのは、あるお客さんから「また相談していいですか」って言ってもらえた時期のことを思い出したから。そのお客さん、私があまり喋らずにひたすら聞いてた回だったんですよね。なんか話しにくい雰囲気になってたわけじゃなくて、ただ聞いてた。

そこから、話すのが得意な自分が活きるのって「話す量」じゃなくて「話の密度」なんだと思うようになった。

「話すのが得意」な人が向いてる仕事って何か

これ、よく聞かれるんですけど、私が思うのは「答えが決まってない場面で話す仕事」が合うんじゃないかな、って。

営業でも、ルート営業みたいな決まったやりとりより、新規開拓とか課題ヒアリングとか、相手が何を考えているか分からない状態で話す仕事の方が、話すのが得意な人は活きやすい気がしてる。

他には、採用面接をする側、カウンセリング系、キャリア相談、コーチングとか。相手の話を引き出して整理していく仕事は、「話すのが得意」より「聴くのが得意」に見えるけど、話す力があってこそ引き出せる部分もある。

あと、チームを動かすポジション。説明や説得、ビジョンを伝えること——そういう「人を動かす言葉」を使う場面。話すのが得意な人は、そういう「人を動かす言葉」を自然と使えることが多い。


「話すのが得意」って、ちゃんと活かせると武器になるけど、どこで使うかを間違えると「話してるだけ」になっちゃう。

私はまだ模索中だけど、自分のどういう「話す」が得意なのかを知ることが、たぶん最初の一歩だと思ってる。そこが分かると、向いてる仕事の解像度が上がる気がしてる 🙌

Yuki

アナウンサーを目指した過去を持つ29歳。大手メーカーからスタートアップへ転職した現役営業職。休日はカフェで充電しながらキャリアについて発信中。

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