仕事で完璧主義が出て疲れた。手放せなかった話


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完璧主義が出るとき、仕事がしんどくなる。

商談が終わった後、帰り道でずっと「あそこをああ言えばよかった」と考えてしまう。次の商談の準備をしながら、さっきの商談のことを引きずっている。家に帰ってもまだやっていた。やめたいのにやめられなくて、気づいたらすごく疲れている。

仕事で完璧主義が出て疲れる、という経験が私には何度もある。

「完璧にやらなきゃ」はどこから来たのか

アナウンサーの就活で全滅してから、「もう次は失敗できない」という気持ちが強くなった。

完璧にやれば怒られない、完璧にやれば評価される——頭ではそれが正しくないとわかっていても、どこかでそう信じていた。大手時代、入社2週間目に件名を空白のままメールを送ってしまったとき、「またやった」じゃなくて「こんなことで」と思った。小さなミスを大きく受け取りすぎていた 😶

完璧にやろうとすることと、丁寧にやることは違う。でも当時はその区別がよくわかっていなかった。

リーダーになって、さらに強くなった

チームリーダーになったとき、完璧主義がさらに強くなった。

自分だけのことじゃなくて、メンバーの仕事にも責任を感じるようになって。「私がちゃんとしていれば大丈夫」という感覚で動いていたから、全部を完璧にしようとして消耗した。メンバーに「最近話しかけにくい」と言われたのも、あのころの力みすぎが原因だったと思う。

うまく言えないんだけど、完璧主義って「失敗が怖い」と「ちゃんとやりたい」が混ざったものな気がしてる。どちらか一方だけじゃなくて、両方あるから手放しにくい。

そのころ手に取った『反応しない練習』(草薙龍瞬)に、「完璧にできなかったとき湧いてくる苦しさは、「完璧にやれない自分はダメだ」という判断への反応だ」という話が出てくる。完璧じゃなかったことより、その判断の方が消耗の本体だった。読んで、少しだけ力が抜けた 📖

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完璧にやろうとすることで、確かに質が上がる部分もある。でも、それをすべてに適用すると体力が持たない。何に完璧さを使って、何に使わないかを決めないと、全部に使い切ってしまう。

「これは60点でいい」を決めるようにした

ある時期から、仕事に優先度をつけるようにした。「このメールは60点でいい、今すぐ送る」「この資料は100点を目指す」と最初から決めておく。

全部を同じ精度でやろうとしなくなってから、完璧主義の発動頻度が少し減った気がしてる。全部に全力を出せるわけじゃない、という当たり前のことを受け入れるのに、けっこう時間がかかった 🌿

「完璧じゃなかったこと」が案外大丈夫だった

60点で出したメールでも、お客さんから返信が来る。少し荒削りなまま送った提案でも、会話が始まる。「完璧じゃないと動かない」は、自分の思い込みだった部分がかなりあった。

完璧じゃなかったことで、実際に困ったことの方が少なかった。それに気づいてから、少し力が抜けた。

完璧主義が出るのは、大事にしているものがあるから

完璧主義が出るということは、その仕事を大事にしているということでもある。どうでもいい仕事には、完璧主義はそもそも出てこない。

疲れているのは、ちゃんと向き合ってきたから。手放しにくいのも、それだけ真剣だから。

完璧じゃなくていい場所を少しずつ増やしながら、大事なところだけに精度を使えるようになれたら、もう少し楽に続けられる気がしてる 🌱


完璧主義で疲れたとき、「完璧主義をやめなきゃ」と思うと逆に苦しくなる。

完璧にやりたいという気持ちは、仕事への誠実さでもある。それ自体は悪くない。ただ、全部に同じ精度を使おうとすることが問題なだけで。「ここは60点でいい」と自分で許可を出す練習を続けていると、完璧主義に振り回される時間が少しずつ減ってきた。

仕事で完璧主義が出て疲れたなら、まず一個だけ「これは60点でいい」と決めてみてほしい。そこから始まる気がしてる。完璧主義が出るのは真剣な証拠。でも疲れすぎる前に、今日ひとつだけ「これは60点でいい」と自分に許可を出してみてほしい 🫶

Yuki

このサイトの編集リーダー。アナウンサーを目指した過去を持つ29歳。大手メーカーからスタートアップへ転職した現役営業職。休日はカフェで充電しながらキャリアについて発信中。

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