20代後半の転職への焦り、その正体ってなんだろう。29歳が考えたこと
20代後半って、なんか急に「転職しなきゃ」みたいな気持ちになりませんか。
周りが動き始める。結婚する人、転職する人、昇進する人。SNSを開けばキャリアの話が流れてきて、自分だけ止まってるみたいな気がしてくる。うまく言えないけど、漠然とした焦りってあると思う。
私も26歳でスタートアップに転職したとき、あの感覚があったんですよね。「今動かないと手遅れになる」みたいな。
その焦り、中身を確認してほしい
転職への焦りって、実はいくつか種類があって、ちゃんと確認しないと「なんとなく転職」に向かってしまう気がしてる。
一つは**「周りと比べた焦り」**。友達が転職して年収上がったとか、同期が昇進したとか。自分の状況は変わってないのに、相対的に遅れてる気がしてくる。
もう一つは**「年齢への焦り」**。「30歳までに〇〇しなきゃ」「若いうちじゃないとチャレンジできない」みたいな。世間のイメージが先走っちゃってる状態。
それから**「今の環境への不満からくる焦り」**。これは転職を考えるのが自然な焦りで、ちゃんと向き合う価値がある。
問題なのは、最初の2つで動いちゃうケース。焦りの原因が「外側」にあるとき、転職しても同じ焦りが続くことが多い。
私が26歳で転職したときの正直な話
あのとき、焦りの中身は混ざってた。今思えば。
大手での仕事が合ってないな、という感覚は本物だった。でも同時に、周りが動いてるのに自分は何もしてないみたいな気持ちもあった。26歳って、決断する時期な気がするじゃないですか。なんか勝手に 😅
衝動的にスタートアップへ転職して、結果的には今も続いてる。でも入ってからの最初の3ヶ月は、正直かなりしんどかった。大手時代に当たり前だったものが全部なくなる感覚で。「焦って動いた分のしわ寄せが来た」と感じた時期はあった。
転職自体は後悔してないけど、あの焦りの整理をもう少しちゃんとしてから動けたら、入社後の戸惑いが少し減ったかもしれない。
20代後半でしか使えない強みがある
焦りの話ばかりになってしまったけど、20代後半って転職市場ではかなり動きやすい時期でもある。
第二新卒扱いが終わって、経験が少し積み上がって、でもまだ「伸びしろ」を期待してもらえる。会社側から見たとき、20代後半は「経験があって、変化にも対応できる人材」として映りやすい。
私がスタートアップへの転職で採用してもらえたのも、大手での2年ちょっとの経験があったからだと思ってる。何もないまま衝動的に動いても通ってたかは分からない。
焦りを感じてるということは、「動けるうちに動きたい」という感覚があるってことで、それ自体は悪くない。ただ、何に向かって動くかだけ、少し確認した方がいい。
転職への焦りと向き合うとき、自分に聞いてみること
自分に問いかけてみてほしいのは、「今の職場が変わったとして、焦りはなくなるか」ということ。
職場が変わっても「あの人より遅い」「30歳までに間に合わない」が続くなら、転職じゃなくて焦りそのものと向き合う必要があるかもしれない。
逆に、「今の仕事内容や環境がしんどい」「この会社では成長できない気がする」という焦りなら、転職を具体的に考えてみる価値はある。
私は今29歳で、もうすぐ30歳が見えてきた。友人も同じ年齢で、最近よく「これでよかったのかな」って話になる。みんなどこかで、同じような焦りを静かに抱えてる気がしてる ☕
20代後半の焦りは、たぶん全員が通る。でも焦りに乗って動くのと、焦りをちゃんと確認してから動くのとでは、その後が少し違うと思う。急がなくていい、じゃなくて。ちゃんと確認してから、急ごう。その順番だけは、変えたくない。
30歳が見えてきたとき、また焦った話
29歳になって、正直また別の焦りが出てきた。
「20代後半の焦り」をなんとか整理して転職もして、3年経って少し落ち着いてたはずなのに。今度は「29歳で何を積み上げてきたか」という感覚が出てきた。30歳の手前になると、なんか急に棚卸しをしたくなるんですよね。うまく言えないけど。
転職して年収は一時下がった。でも今は大手時代の水準を超えた。チームリーダーにもなった。それは事実として積み上がってる。なのに、「これで30歳に胸を張れるか」って自問すると、なんかグラグラする。
焦りって、一度整理しても繰り返し来るんだと思う。26歳のときとは種類が違う焦りが、28・29歳にもやってくる。それは失敗じゃなくて、成長に伴って問いが更新されてる証拠なのかもしれないけど。当事者としては毎回きつい 😅
焦りを無駄にしない方法があるとしたら
これ、自分への覚書みたいな感じで書くんだけど。
焦りって、うまく使うと「次の動き」に変換できる。でもそのままにしておくと、ただ消耗するだけになる。違いは、焦りを「感じる」だけで終わるか、「その焦りは何を教えてくれてるか」を考えるかだと思う。
26歳のとき、私は焦りのまま転職エージェントに登録して、3社受けて2社内定が出た。結果オーライだったけど、正直「なぜ転職したいか」の整理がふわっとしてたまま進んでた。スタートアップに入ってから「自分、なぜここに来たんだっけ」って思った瞬間が何度かあって、それは焦りのまま動いたツケだったと思う。
今思うと、「転職エージェントに登録する前に、今の仕事でやりたかったことを書き出す」だけでも、少し違ったかもしれない。転職活動の前に「自分棚卸し」をする時間を、1日でいいから取ってほしい。
同世代の友達が、それぞれの焦りを抱えてる
この前、同世代の友達と久しぶりに会った。彼女は大手に残って昇進した組で、私とは逆のキャリアを歩んでる。
話してたら、「会社には認めてもらってるけど、自分が本当にやりたいことと合ってるのか時々分からなくなる」って言ってた。なんか、立場は違うのに同じところで揺れてるんだなって。
転職した私には「自分で選んだ環境で結果が出てるか」という焦りがある。転職しなかった彼女には「選ばなかった選択肢への未練と向き合う」という焦りがある。20代後半の焦りって、キャリアの選択に関わらず、誰かしら持ってるものなんだと思った。
それが分かってから少し楽になった部分がある。焦ってるのは私だけじゃないし、焦りが消える場所も「正解の転職先」もたぶんない。焦りとうまく付き合いながら、少しずつ進んでいくしかないんだと思う。
友達と話したあと、なんかすっきりした顔で帰れた気がした。あの夜のこと、たまに思い出す 🌿
20代後半の焦りは、解決するというより「付き合い方が変わっていく」ものな気がしてる。26歳のときの焦りと、29歳のいまの焦りは、種類が違う。きっと32歳、35歳になっても、また別の焦りが来るんだろう。それが成長の証拠だとは思うけど、当事者としてはなかなかしんどい。
でも、焦りが来るたびに少しだけ「これは何の焇りか」を確認できるようになってきた気がしてる。感じた瞬間に「周りとの比較か、自分の内側からか」を問いかけるだけで、ちょっと落ち着く。それを繰り返してるうちに、焦りをやり過ごすより上手く付き合えるようになってきた。完全に消えるわけじゃないけど、それでいい気がしてる 🌱
焦りを「消すもの」じゃなくて「使うもの」として捉えられるようになってから、少し楽になった。20代後半の焦りとはまだつき合い途中だけど、以前より振り回されなくなってきた。それだけでも十分な変化だと思ってる。