仕事の自己嫌悪が止まらない。自分を責めるのをやめられなかった話
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「私って、なんでこうなんだろう」が一日に何回も来る日がある。しんどい、というより鬱陶しい感じ。
ミスをしたわけじゃなくても、言い方が悪かったかも、もう少しうまくできたのに——そういう思考が仕事中も帰宅後も止まらない。責めることに慣れすぎて、それが普通になっていた時期があった。
自分責めのスイッチが、軽すぎた
転職して1年目の後半が、一番しんどかった。
ちょっとした失言を1週間引きずる。商談で詰まった場面を、夜また再生する。「あそこは違ったな」が終わっても「なんで気づかなかったんだろう」に移行して、また「私って、そういうところがある」に着地する。ループになっていた。
怖かったのは、その思考に「慣れていた」ことだった。嫌な気持ちにならなくなっていたというより、それが「自分をちゃんと振り返ること」だと思っていたから 😶
後輩ができてから、余計にそれが加速した気がする。先輩として見られるプレッシャーが加わって、「ちゃんとしなきゃ」の基準が上がった。小さいミスでも「後輩の前でこれはまずい」という焦りが上乗せされて、ループが速くなった。
反省と自己嫌悪は、別のことだった
同じように見えるけど、動いている方向が違う。
反省は「次にどうするか」に向かう。自己嫌悪は「どれだけダメだったか」に向かう。動く方向が、根本的に違った。反省は次の行動が生まれるけど、自己嫌悪は同じ場所をぐるぐるしているだけで、何も変わらない。
自分を責め続けている間、私は「成長のための振り返りをしている」と思っていた。でも実際は、消耗していただけだった。
そのころ読んだ『反応しない練習』(草薙龍瞬)に、「苦しいとき、人は「自分はダメだ」という判断を繰り返している。それは事実を見ているのではなく、自分への評価を反復しているだけだ」という話が出てくる。自己嫌悪は現実を正確に把握しているんじゃなくて、否定的な判断にはまって出られなくなっている状態——そう読んで、少し角度が変わった 📖
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「責めるのをやめる」より先にやったこと
自己嫌悪をやめようとしても、やめられなかった。
「もう責めない」と決めても、5分後にはまた考えている。意識して止めようとするほど、意識がそっちに向く。二重に消耗するやつ。
少し変わったのは、「自己嫌悪している自分に気づく」を先にやるようにしてからだった。「あ、今また判断を繰り返してる」とただ気づく。やめようとしない。そうすると、ループに少し隙間ができる。
自己嫌悪することへの自己嫌悪(これが二重になってしんどかった)が、減ってきた 🌿
今もやっぱり、夜に考える日はある。ミスの後、もっとうまくできたかなという商談の後。それは変わっていない。
ただ「また判断を繰り返してる」と気づくのが、少し早くなってきた。気づいたら「で、次どうする」に移れる回数が増えてきた。完全に止まったわけじゃない。
自分を責めることへの批判が自分に向くと、二重に消耗する。「責めてしまう自分もいる」くらいで止めておくのが、今のところいちばん続く気がしてる。あのころ責め続けた時間が全部無駄だったとは思わない。ただ、気づくのが早くなった分だけ、少しずつ楽になってきた 🌱