職場で他人の目が気になりすぎる。「どう思われているか」から少し自由になった話


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仕事で他人の目を気にしすぎて、しんどい時期があった。

会議で発言しようとするたびに、「この意見、的外れだと思われないかな」が先に来る。言えた後も「あれ、変に聞こえなかったかな」とまた考える。気にしすぎだって、自分でもわかってる。でも止められなくて、それでまた消耗する。

ずっと「どう見えているか」を意識してきた

アナウンサー試験で全滅してから、人にどう見られるかへの意識がさらに強くなった。

評価されることへの恐怖、というか、評価される場所にいること自体が怖くなった時期があって。営業職を選んで、毎日人と関わる仕事をしながら、「私のことをどう思ってるんだろう」ってずっと考えていた 😶

大手にいたころ、先輩に「あなたって、相手の顔色をよく見てるよね」と言われたことがある。褒めてくれた言葉だったと思うんだけど、当時は「見透かされた」と感じて、なんかもやもやした。

「どう思われるか」を気にしすぎることの問題

うまく言えないんだけど、他人の目を気にしすぎていると、自分の行動の基準が全部「相手にどう映るか」になっていく。

「これを言ったら嫌われないか」「こう動いたら変に思われないか」——本当にそれをしたいかどうかより、他者評価から逆算して動くようになる。そうなると、何をしても「これでよかったのかな」が消えなくて、全部に不安がついてくる。

スタートアップに転職してから、それがより顕著になった。少人数で、代表や先輩の目が近い。大手時代より評価される場面が増えて、常に誰かに見られている感覚があった。


転職1年目の終わり、ちょうど本当にしんどかった時期に読んだ『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健)に、「課題の分離」という言葉があった。相手がどう感じるかは相手の領域で、自分にはどうにもできない——そういう内容で、最初は「そんなに割り切れない」と思いながら読んだ。

でも、「私がどう思われるかは、相手が決めること」という言葉が、どこかに引っかかったままだった 📖

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「気にしないようにする」よりも

「他人の目を気にしすぎないようにしよう」としたら、逆に気になった。「気にするな」と思うほど気になるのは、たぶん意識の問題じゃない。

そのころ読んだ『反応しない練習』(草薙龍瞬)に、「気にするな」と頭で思っても心が動いてしまうのは、「反応そのものを止めようとするから」という話が出てくる。反応を無理に止めるより、「今、反応している」とただ気づくことが先——そう読んで、気にしてしまう自分を責めなくていいと思えた 📖

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少し楽になったのは、「気にすること自体をやめる」より「気にしてもコントロールできないことに気づく」方向だった。

相手がどう感じるかは、私にはわからない。どんなに言葉を選んでも、タイミングによって受け取り方は変わるし、相手の体調やその日の気分にも左右される。私が「よかれ」と思ってやったことが裏目に出ることもあるし、不安で送ったメールが「丁寧で助かった」と返ってくることもある 🌿

相手の評価を完全にコントロールしようとすること自体が、そもそも無理だったんだと気づいたのは、転職して3年目くらいだった気がしてる。

気にしすぎる自分を責めなくなった

今でも他人の目は気になる。会議で発言する前に緊張するし、商談後に「あそこはどうだったかな」と振り返ることもある。

「気になること自体を責めなくていい」と思えるようになったのは、いつのまにかだった。意識して変えようとしたというより、気がついたら「気にしてしまった」という後悔が少し薄まっていた。今は「それはもう相手の側の話だから、自分にできることだけやった」と、少し切り替えられるようになってきた。

「どう思われているか」は一生完全にはわからない。それならせめて、自分の行動だけには誠実でいようと思うようにした。相手の評価を追いかけるより、自分が「これでよかった」と思える動き方をする方が、長く続けられる気がしてる。


完全にゼロにはならないんだと思う、他人の目を気にする感覚は。「気にしないようになる」が目標だったのが、いつのまにか「気にしても揺れすぎない自分になれたらいい」くらいに変わってきた。

「相手の課題は相手のもの」という言葉、うまく使えない日もまだある。でも、思い出せる日が少しずつ増えてきた気がしてる 🌱

Yuki

このサイトの編集リーダー。アナウンサーを目指した過去を持つ29歳。大手メーカーからスタートアップへ転職した現役営業職。休日はカフェで充電しながらキャリアについて発信中。

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